イギリスへ短期留学を考えていますか？本記事では、大学生の私（TOEIC600点）がロンドンへ短期留学した経験をお話しします。数々の挫折の上に何を得たのか？留学を考えている方は必見ですよ！
イギリスのロンドンへ留学を考えているんですけど、実際どうでしたか？体験談をふまえて、アドバイスなどいただけると嬉しいです。
こんにちわ〜、まいけるです。今回は、こういった声に答えていきます。私自身、大学3回生の夏休みに２週間の短期留学へいった経験を基に話していきます。
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目次
１．イギリス・ロンドンへ短期留学 | 大学生で挑戦した経緯
私がイギリスのロンドンへ短期留学したのは、大学3年生の夏休みでした。
どこにでもいるような、サークル、バイトをしているような、なんの特徴もない大学生が私でした。さらに、理系です（笑）
就職活動が迫ってきている中で、合同説明会へ参加したりOBの話を聞いても、行きたい業界、職種も全く思い浮かびませんでした。
働くイメージが全くつきませんでした。
挫折１ 就職活動で将来像が描けない
そこで、これまで関わってきた理系の分野から離れて、新しいことにチャレンジしてみようと思ったのがきっかけです。
英語の勉強に力をいれたこともなく、海外へ行ったこともなかったので、ガチで勇気が入りましたが、「このままだと自分の人生マズイ！」と思って一念発起しました。
で最初は、手っ取り早く留学する方法として、大学と姉妹校があるプログラムへ申し込みました。
申し込みした時の私の英語力は、TOEIC400点代、、、見事に粉砕しました。
挫折２ 学内の交換留学制度に落ちる
ただ、あきらめがつかなかったので、留学エージェントに相談して、申し込みました。スクールウィズはオンライン相談もあるので、おすすめです。
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短期留学の条件
- 行き先
→ロンドン - 学校
→語学学校 - 滞在期間
→２週間 - カリキュラム
→平日の午前はレッスン、それ以外は自由 - 宿泊先
→ホームステイ（キプロス人宅）
ロンドンを選んだ理由は、音楽が好きだった影響が強いですね😅 語学学校は、フランシス・キング・スクール・オブ・イングリッシュという学校でした。
とりあえず、行くことは決まったので、あとは不安を紛らわすために必死に英語の勉強をはじめました。
勉強方法は、いたって簡単「TOEICの勉強で大丈夫だろう！」ということで、TOEICの勉強をガチでしてました。
結果的には、数ヶ月で400点台→600点代前半まで伸ばせましたが、、、
この勉強方法が間違っていたと、、、あとで後悔することに、、、
２．イギリス・ロンドンへ短期留学 | いよいよ旅立ちます！
ということで、いよいよ９月になり、ロンドンへ留学することになりました。初の海外です。めちゃくちゃ不安です。
関西国際空港からシンガポール空港で乗り継ぎ、ロンドン（ヒースロー空港）へ行くルートです。
実は、シンガポールで６時間ほど待ち時間がありました。慣れていないので、この時点でかなり消耗でした。
結局、20時間近くかけて、ようやくヒースロー空港へ降り立ちました。
そして、人の流れに乗って、そのまま出国ゲートを抜けて、現地の日本人エージェントを探しましたが、、、
ぜんぜん、見つかりません、、、見つからないので、ベンチを見つけて座って待ってました。
黒人の子供が寄ってきて、話しかけてくるんですが、全く何を言っているのかわからないので、恐怖でしかありませんでした（笑）
挫折３ ロンドンの空港で迷子になる
結局、待っている場所が違っていることに気づき、エージェントに会うことができました。
そこからは、タクシーでホームステイ先へ直行です。インド人ドライバーでした。そのとき、人生で初めてインド人と話した気がします。（ドライバーは日本語話せました。）
ホームステイ先へつくと、迎えてくれたのはキプロス人の奥さんです。こちらも、お初のキプロス人でした。
全ての体験が初めてでしたね。ここまで、イギリス人との交流は無です（笑）
３．イギリス・ロンドンへ短期留学 | ホームステイ先はどうだった？
ホームステイ先へつくと、まずは部屋や家のルールなどの説明を受けます。
ゆっくり話してくれたので、なんとか理解することはできました。
ここで、はたと気づきました、、、全然、話す練習をしてこなかった、、、
TOEICの勉強は、読み聞きだけなので、アウトプットの練習を全くしてこなかった。
「コミュニケーションが取れない！このままではまずい！」というのが心境でした。
「英会話はロンドンの学校でやるし、日本ではいらないでしょ」と考えていたのが、落とし穴でした。
挫折４ 英会話が全くできない
短期留学、長期留学を問わずに、最低限の英会話の練習は必ずしていきましょう。心の底からアドバイスします。
４．イギリス・ロンドンへ短期留学 | 学校はどうだった？
ロンドンについた次の日からいよいよ語学学校への通学が始まりました。
ホームステイ先の奥さんに定期券の買い方と、電車乗り場を教えてもらい語学学校へ向かいます。
ホームステイ先から20分ほど離れたロンドン市内の学校でした。
語学学校につくと最初の案内を受け、いよいよクラスに入ります。
（最初の案内はほとんどわかりませんでした😭）
クラスメートは、私を含めて、6名程度でした。
【クラスメート一覧】
🇧🇷 男性、40代前半、エンジニア
🇮🇹 男性、30代前半、記者
🇧🇷 女性、40代後半、フリーランス
🇵🇹 女性、40代前半、職業不明
🇺🇦 女性、20代後半、銀行員
🇨🇱 女性、20代後半、政府関係の仕事
本当にいろんな国から、いろんな経歴の人が集まっていました。
ちなみに、先生はイギリス人です。ここでようやくイギリス人が登場しました（笑）
このイギリス人の先生は、レッスンにふんだんにユーモアを取り入れていました。また、経歴が面白く、数ヶ月前では、リビアで英語の教師をしていたとのことでした。
住んでいたマンションがカダフィ大佐の経営しているもので、、、反対派に破壊されて、イギリスに戻ってきたという経緯、、、こんな人、日本にいたら出会うことがなかったですね。
様々な人との出会いを通して、「人生は、人それぞれ、どんな生き方をしてもいいのかな？」と大学生ながらに感じました。
大学 → 就職 → 労働者
という道に邁進しようと思っていた私には、かなり刺激的でした。
人生のターニングポイントを聞かれたら、まずは、この経験を話すでしょう。
挫折５ 外国人に慣れるのに時間ががかった
ただ、これだけ様々な人種の人に出会うことは、これまでの人生で一度もなかったので、慣れるのにかなり時間がかかりました。
クラスメートからしたら、「日本人って、ちょっと変」と思っていたでしょう。
そして、滞在期間が２週間とめちゃくちゃ短かったので、慣れた頃には日本へ帰る日となりました。
もっと滞在期間が長かったらな〜っと後悔しました。
５．イギリス・ロンドンへ短期留学 | 観光はどうだった？
学校が終わるとお昼からは、毎日、観光をしてました。
- 大英博物館
- ロンドンブリッジ
- バッキンガム宮殿
などなど、ロンドンの名所はほとんど回りました。
週末は、一日ツアーを利用してストーンヘンジをみにいったりしていました。
ただ、、、クラスメイトと一緒ではなく、基本は一人行動です。
海外で、英語がほとんどできない中で、一人で行動できたので、かなり自身になりました。
挫折６ 警官詐欺にあう
観光はすべて順調にいっていたのかというと、そういう訳ではありません。
一人で地図をみて歩いていると、やっぱり狙われやすいんですね。
ある日、学校終わりに公園を通り抜けようとしていると、自分と同い年ぐらいのインド系の少年がよってきて、
「ロンドンアイってどこ？」
と聞いてきました。
戸惑いつつ、頑張って説明していると、、、
黒人のゴッツい男性が近づいてきて、
「ドラッグの取引していたやろ？」
と言ってきました。
私は必死に抵抗していましたが、そのインド人の少年は、、、何も言い返しません。
そして、その黒人男性は、
「ドラッグが財布に入っている。見せろ！」
と言ってきました。
そこで、こいつら仲間だな、と気づきダッシュで逃げました。
こういった経験の一つ一つが、私を強くしていきました。
６．まとめ | イギリス・ロンドンへ短期留学で大学生の私が得たものは？
イギリス・ロンドンへ短期留学で大学生の私が得たものは、
日本の規範や、日本人の考え方に囚われない、という価値観の変化です。
それは、ロンドンで出会った人々や経験を通して学ぶことができました。
((ロンドンで出会った人々))
- インド人のドライバー
- キプロス人のファミリー
- ホームステイで一緒だったスペイン人の少年
- リビア帰りの英語の先生
- 刺激的なクラスメイト
- 殻を電車内に捨てながら、ピーナッツを食べているインド人のおっちゃん
- 詐欺師
などなど、様々な人の人生を感じることができました。この経験は、実体験を通してしか学ぶことはできません。
日本で生活していると、日本や自分の周りの価値観だけ作られてしまいます。日本の普通は、他の国では普通ではありません。
友達と一緒に海外旅行ではなく、一人で行動することで得られものは非常に多いです。また、留学先は、出来るだけ日本人と群れないように！
今の人生に行き詰まっていて、今の価値観を壊して、新しい自分に出会いたい方は、一歩を踏み出しましょう。
国、費用、期間、目的など、まずはあなたにはどういった留学が向いているのか相談してみましょう。オンライン（ビデオ）での相談が手軽に、お家でもできるのでおすすめです。
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備考
挫折７ ロンドンで英会話は上達しなかった
書くまでもないですが、英語力は２週間では到底上がりませんでした。
ただ、その後、英語学習への取り組み方は変わりました。
- TOEICは卒業時に790点程度
- 学内で英語ディスカッションプログラムへの参加
- アウトプットを意識した、発音、瞬間英作文トレーニング
といった感じです。
一つアドバイスできることは、留学前にはTOEICの勉強ではなく、オンライン英会話などでアウトプット力を徹底的に鍛えておきましょう。
「英会話は留学先へ行ってからで、いいのでは？」と考えていると甘いです。
私の経験から、ここは特に、心の底からアドバイスします。
