英語は就職に有利?純日本人・英語マニアの私が差別化した方法を伝授

英語

「英語は就職に有利なの?」と疑問をおもちですか?本記事では、新卒時にTOEIC790点あった筆者が、実体験をふまえて就職活動で、差別化する方法をお伝えします。これから、英語を使って仕事をしていきたい方は見逃すと損ですよ。

英語を使う仕事をしていきたいんですが、就職活動において有利になるんでしょうか?
できれば、具体的に有利になる方法も教えて欲しいです。

こんにちわ〜、まいけるです。今回はこういった声に答えていきます。私自身、純粋な日本人で新卒時のTOEICのスコアは790点でした。実体験をふまえて、英語ができると就職に有利なのか?差別化していく方法を解説していきます。

目次

  1. 英語は就職に有利なのか?
    (1)結論:あなた自身によります。

    (2)((条件1)) 会社が英語ができる人材を必要としている。
    (3)((条件2)) 会社の求める英語のレベルにある。
    (4)((条件3)) 英語以外の資質や適正もある。
  2. 英語で就職を有利にするには資格が必要?
    (1)TOEICか英検どっちをとるべき?
    (2)採用時TOEIC600点以上を求める会社は?
  3. 英語力で差別化するために今からやっておくこと
    (1)TOEICの点数を上げておく
    (2)英語 × 〇〇を磨く
    (3)アウトプット力を上げておく
  4. まとめ

 

スポンサーリンク

1.英語は就職に有利なのか?

(1)結論:あなた自身によります。

結論から言うと、あなた自身によります。

なぜなら、

((条件1))
会社が英語ができる人材を必要としている。

((条件2))
会社の求める英語のレベルにある。

((条件3))
英語以外の資質や適正もある。

この3つが噛み合わないと、就職活動や転職活動で有利にならないからです。

それでは、一つ一つ解説していきます。

(2)((条件1)) 会社が英語ができる人材を必要としている。

まず、一番大切なのが、「あなたのやりたい仕事や、就職したい会社で英語ができる人材を必要としているか?」ということです。

英語教師やパイロット、翻訳、通訳といった職でない限りは、一般の会社へ就職ということになるでしょう。

会社が英語ができる人材を必要としているのか?、、、どうやって、見極めるの?

ポイントとしては、

  • 募集要項にTOEICのボーダーラインがあるのか?
  • 英語を活かした仕事をしている人がいるのか?
  • 海外事業部があるか?
  • 海外に拠点があるのか?
  • 海外展開を積極的におこなうことを打ち出しているか?

こういった観点からみていきましょう。具体的に、英語を活かしたキャリアをイメージできれば、バッチリです。

(3)((条件2)) 会社の求める英語のレベルにある。

会社によって求められる英語のレベルも変わってきます。

パターンを分けて解説していきます。

((パターン①))
あなたの英語レベル≦会社の求める英語レベル

あなたの英語レベルが、会社の求める英語レベルと同等かそれより低い場合です。

こういった会社に就職することができれば、英語に関しては、やりがいを感じて仕事ができるでしょう。

多少、英語力が足りない場合でも、そもそも英語を活かしたいという方であれば、継続して勉強するので、問題ないでしょう。

((パターン②))
あなたの英語レベル>会社の求める英語レベル

あなたの英語レベルが、会社の求める英語レベルをこえている場合です。

英語が本当にできる方、具体的には、TOEIC800点以上ぐらいにあてはまります。

こういった方は、英語の勉強を本気でしてきた方、本気で英語を活かしたいと考えている方です。

そうすると、業務で

  • 英語で外人と商談
  • 英語でプレゼンテーション
  • 海外出張
  • 海外駐在

といった、バリバリと英語を使っている姿をイメージしているのではないでしょうか?

イメージと違うんですか?

ただ、就職してみると、

  • 月に1回、メールで英語のやり取り
  • 半年に1回、文章の翻訳

といった程度の業務内容だと、やりがいを感じることができないでしょう。

現に、私が就職した会社では、英語の業務があるということで入社しましたが、実際のところ、、、ほとんど英語を使う機会はありませんでした。

こういったギャップが生まれないように、しっかり見極めましょう。

(4)((条件3)) 英語以外の資質や適正もある。

留学生や帰国子女といった英語ができる方が、陥りがちな失敗です。英語ができることだけを「売り」にした場合、就職活動で苦労することになります。

ですので、「英語 × ◯◯」の◯◯に当てはまる部分が何か?アピールできる部分を磨きましょう。

例えば、

  • 英語 × 接客
  • 英語 × 営業
  • 英語 × IT
  • 英語 × 理系
  • 英語 × 会計
  • 英語 × マーケティング

といったように、◯◯にあなたが希望する職種や業界があてはまるように、経験をつみ資質や適正を磨いておきましょう。

2.英語で就職を有利にするには資格が必要?

(1)TOEICか英検どっちをとるべき?

結論からいうと、TOEICをとるべきです。

理由は、多くの企業で、TOEICのスコアをボーダーラインとしているからです。

有名なところだと、ファーストリテーリングが700点以上を募集資格としています。

また、楽天は「採用後に、入社までに800点を取得することを必要とする」としています。

このように大手企業はTOEICをしているので、資格としてTOEICの試験を受けていきましょう。

(2)採用時にTOEIC600点以上を求める会社は?

それでは、実際にどういった企業がTOEICをボーダーラインとしているのか、紹介していきます。

600点以上

  • 出光興産
  • 王子製紙
  • 大正製薬
  • 大和ハウス工業
  • ニトリホールディングス
  • ANA
  • 日本IBM
  • JICA(640点)

650点以上

  • アサヒビール
  • 佐川グローバルロジティックス
  • シチズンホールディングス

700点以上

  • 三菱自動車
  • 東京電力
  • ブリヂストン
  • ヤマト運輸
  • 三菱電機
  • ファーストリテイリング
  • NTT東日本
  • ユニリーバ(720点)

730点以上

  • 武田製薬
  • ソフトバンク
  • 日産
  • アビームコンサルティング
  • 東京海上日動(グローバルビジネス)

800点以上

  • 韓国LG
  • 韓国ヒュンダイ
  • 住友不動産
  • 野村不動産
  • 楽天(入社までに取得)

860点以上

  • 野村ホールディングス(グローバル型社員)
  • NTTコミュニケーションズ

900点以上

  • 韓国サムソン
  • パナソニック(国際広報担当)

といった企業が指標としています。あなたの希望する会社はこの中にありましたか?

3.英語力で差別化するために今からやっておくこと

(1)TOEICの点数を上げておく

言うまでもありませんが、英語を活かして仕事をしたいのであれば、TOEICの点は高ければ高いほうがいいです。

仮に、純粋な日本人で留学経験なしで、TOEIC990点をとっていれば、かなりの差別化になります。

  • 取り組んだ期間
  • TOEICテストをどう分析したか?
  • 990点到達までの戦略・戦術・勉強方法

などをしっかり話せれば、あなたの優秀さが伝わります。

逆に、「1年間、アメリカになんとなく留学して、TOEIC700点です。」だと、評価を自分から下げにいっているので注意しましょう。

(2)英語 × 〇〇を磨く

英語の他にアピールできる〇〇をみがきましょう。

  • 自分の専門領域(学部・学科)
  • 就きたい職に関わること

を中心に逆算で能力をつけていきましょう。

(3)アウトプット力を上げておく

「アウトプット力」=「話す力・書く力」を上げておく必要があります。つまり、聞く力や読む力といったインプット力と真逆にある能力です。

というのも、実際の仕事現場では、聞くだけではなく、あなた自身が話して、コミュニケーションをとることが必要だからです。

例えば、営業や接客をしたいのであれば、英語で話して商談することが必要になってきますよね?

また、メールでやり取りするには、英語で書く力が必要になってきます。

TOEICは850点ですが、、、ほとんど話せません!

とくに、注意したいのは、TOEICで高得点を目指して勉強しているあなたです!

TOEICでは、「読む」と「聴く」の能力だけが試めされます。

TOEICでは高得点が取れているけど、実際は全く英語が話せないのでは、ビジネス現場で役に立ちませんので、アウトプット力を磨いておきましょう。

TOEICの点数が高いだけでなく、アウトプット力が高いと、就職の際にもアピールポイントになります。

アウトプット力を磨く方法を教えてください!

わかりました。今回は、アウトプット力を磨く方法を5つ紹介します。難易度が低いものから紹介していきますので、挑戦してください!

① オンライン英会話

難易度:◉〇〇〇〇

オンライン英会話は難易度が低く、英語のど素人でも、英会話が堪能な方でも取りかかることができます。

また、毎日、格安で、場所を選ばず、好きな時間帯に受講できるので、手軽に始めることができます。

無料体験レッスンも充実しているので、はしごしていけば、1ヶ月は無料で英会話レッスンを受けることができます。

>>無料体験レッスンがあるオンライン英会話20社以上まとめ

② 留学

難易度:◉◉〇〇〇

留学も英語力は問われませんので、誰でも始めることができますが、費用が問題になってきます。

単純に、英語力を伸ばしたいのであれば、格安で学べるフィリピン留学がおすすめです。

>>格安フィリピン留学(サウスピーク)

>>1週間から行けるセブ島留学【MeRISE留学】

③ 海外インターン

難易度:◉◉◉〇〇

海外の企業へインターンするプログラムに参加しましょう。英語力、費用、根性、が必要になってきますが、取り組む価値はかなり高いです。

実際に、私も大学生の時にベトナムへ、2週間の研修に参加しました。かなり刺激になりますので、将来、海外で働きたいという方は、是非、挑戦してください。

>>ミッション実践型インターンシップ『グロキャン!』

④ ボランティアガイド

難易度:◉◉◉◉〇

英語力だけでなく、ガイドできるだけの知識が必要です。難易度は高いですが、ガイドを通じてアウトプット力を磨けるだけでなく、コミュニケーション力や接客力もあがります。

「地域名 ボランティアガイド」で検索してみてください。地域のボランティアが出てきます。それ他の方法は、日本政府観光局へ登録しましょう。

>東京観光ボランティア (opens in a new tab)”>>>東京観光ボランティア

>>日本政府観光局

⑤ 英語を使った仕事(アルバイト)

難易度:◉◉◉◉◉

お金をもらいながら、英語力を磨くことができます。難易度が高いだけでなく、責任感も伴ってきます。

その代わり、就職活動では、単に英語ができるだけではないという差別化になってきます。

具体的には、

  • 英語の先生
  • ホテルでの英語接客
  • 英語事務
  • レストランでの英語接客

といったアルバイトがあります。

>>タウンワーク

4.まとめ

今回は、「英語は就職に有利?純日本人・英語マニアの私が差別化した方法を伝授」というテーマで解説してきました。

まずは、オンライン英会話の無料体験でも、アルバイトでもいいので、何か始めやすいものをトライしましょう!

記事を読んで満足しているだけでは、何も変わらないので要注意ですよ!

人気記事 オンライン英会話初心者への勉強方法!始める前にやらないと損な事

人気記事 オンライン英会話の無料体験をはしご24社!英検1級の私がおすすめ