引用:映画『バニラスカイ』
出典:amazon
「フェラーリを乗りこなす!超お金持ち!イケメン!」
主人公デイヴィッド(トム・クルーズ)の転落と、そこから生まれる新たな世界がベースとなるストーリーです。
ニューヨーク旅行へ行く方は、観光の前後に見ると、よりいっそう臨場感が湧きますよ♪
タイムズスクエアやニューヨークの街並みが、あなたの旅行をより一層楽しいものにしてくれるでしょう♪
脇を飾るキャペロン・ディアスやペネロペ・クルスなどのの豪華女優陣にも注目の作品です。
作品のネタバレになるような内容を含む感想・解説記事となっています。
まだ、作品を見ていない方は気を付けてください。
※項目1までがおすすめです。
事前にだいたいの内容を知りたいという方は最後まで、お付き合い下さい。
バニラスカイは、
「ニューヨークの旅行前に映画をみて、観光をより楽しみたい!」
「イケメンの転落から、、、幸せに気づくストーリーを楽しみたい♪」
「非現実的な世界を味わいたい!」
こういった方におすすめです。
本記事の内容
本記事は、2019年と2017年に実際にニューヨークへ旅行に行った筆者が執筆しています。
それでは、内容に入っていきましょう♪
1.バニラスカイ
あらすじ
主人公であるデイヴィッドがセントラルパークの横をフェラーリで駆け抜け、タイムズスクエアに到着し、猛ダッシュするシーンから始まります。
そして、それが夢だと気づくと、隣に寝ているのはジュリー、、、
白髪の一本も見逃さないほど、自分の外見に自信を持ったイケイケプレイボーイ感が伝わってきます。
また、デイヴィッドは親から引きついだ会社を経営していて、将来、安泰で、何不自由のない生活を送っていました。
そんなさなか、自分の誕生日パーティーで親友の友達のソフィアに一目ぼれしてしまう、、、
それに嫉妬したジュリーは、デイヴィッドを車に乗せ猛スピードで崖に突っ込み、、、無理心中を図ろうとする。
ジュリーは亡くなったが、デイヴィッドは、かろうじてなんとか生き残った。
ただし、代償として顔には大きな傷跡が残ってしまい、きちんと歩くのもままならない状態に、、、
デイヴィッドの外見に惚れていた、はたしてソフィアとの関係は?
会社を乗っ取ろうとする重役との争いの結果は?
この辺りが、見所になってきます♪
スタッフ・キャスト
スタッフ
役割 | 名前 |
監督 | キャメロン・クロウ |
脚本 | キャメロン・クロウ |
音楽 | ナンシー・ウィルソン |
キャスト
見どころは、カメオ出演のスティーブン・スピルバーグを見つけられるか!?
探してみて下さい♪
役名 | 俳優 |
デイヴィッド・アームズ | トム・クルーズ |
ソフィア・セラノ | ペネロペ・クルス |
ジュリー(ジュリアナ・ジャンニ) | キャメロン・ディアス |
ブライアン・シェルビー | ジェイソン・リー |
マッケイブ | カート・ラッセル |
エドマンド・ヴェントゥラ | ノア・テイラー |
トマス・ティップ | ティモシー・スポール |
レベッカ | ティルダ・スウィントン |
アーロン | マイケル・シャノン |
アート・ディーラー | ケン・レオン |
ホスト(青いコートの男) | ティム・ホッパー |
ポメランツ医師 | アーマンド・シュルツ |
リビー | アリシア・ウィット |
ベアトリス | キャロリン・バン |
コリーン | シャローム・ハーロウ |
ピーター | ジョニー・ガレッキ |
バテンダー | W・アール・ブラウン |
レイモンド・トゥーリー | ジェフ・ワイス |
リネット | ウーナ・ハート |
エマ | イワナ・ミルセヴィッチ |
コナン・オブライエン | コナン・オブライエン |
パーティーの客(カメオ出演) | スティーヴン・スピルバーグ |
情報
- 原題 Vanilla Sky
- 公開 2001年
- 上映時間 136分
- ジャンル SF, ドラマ
- キャッチコピー あなたが想うあなた自身は幻に過ぎない…
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ここまで読んで、
う~~~ん、、、いまいち!
あんまり興味がわかない、、、
という方は先を読み進めてください!
2.バニラスカイ感想・意味・解説(※ネタバレあり)
感想
個人的には、ヴィンセントが交通事故にあって、色々なことに不自由になり、、、
ソフィアに振られるまでの展開は好きでした 笑
また、振られた理由が、外見に惚れていたということで、、、
ヴィンセントが自分の価値は外見でしか判断されていないと気づき、崩壊するまでの流れは見事です。
ただ、そこからの、現実と非現実の交じり合った展開は好きではありません。
できれば、現実の世界で、、、ハッピーエンドに終わる展開が欲しかったです~
そうなると、よくある映画というか、、、、
ストーリーがみえてしまい退屈する人もいるかもですが、、、
展開が見えないという意味では、この映画のストーリーはよくできていると思います。
意味
バニラスカイの意味?
それは、ヴィンセント宅に飾られているモネの絵に描かれている空です。
ヴィンセントは、の絵の空の色の事をバニラスカイと呼んでいます。
これが伏線となり、ヴィンセントが
「LEシステムの世界にとどまるのか?、、、現実の世界に戻るのか?」
選択を迫られるラストシーンの空もバニラスカイになっています。
おそらく、ヴィンセントが理想とした空の色がこのバニラ色だったのでしょう。
解説
冒頭の伏線
冒頭のシーンで、タイムズスクエアで挙動不審になっているデイヴィッド、、、
これはLEシステムによって、仮想の世界に入っている伏線だと推測されます。
タイムズスクエアという超有名な観光地なのに、周りに誰もいないのはかなり違和感があります 笑
また、この話の結論は、実はヴィンセントはすでに死んでいたことがポイントになっています。
これから、ニューヨークへ旅行の方には、見所のシーンですね!
ストーリーネタバレ
ブライアンとソフィアの二人と、ナイトクラブへ行った日の夜に、路上で倒れこみ、そこがヴィンセントの現実と夢の堺になっていました。
その後、LEシステムを使い永遠の命を受け取り、仮想現実のなかで生き続けていたのです。
一つうまくいかなかった点は、仮想現実の中に悪夢が混じった点です。
仮想現実では、自分の思うとおりに世界を作り出せるのですが、ヴィンセントはこれを上手く使いこなせていませんでした。
結局、悪夢を繰り返し、錯乱状態になるヴィンセントにたいして、LEシステムのヴェンチュラが「ここは仮想現実ですよ」というネタバレをします。
そうして、ヴィンセントは現実に戻ることを決意して、バニラスカイへと飛び出すという結末です。
ラストのシーンでは、
- ヴェンチュラ「君の幸せとは?」
という問いに、
- ヴィンセント「本当に生きたい」
と答えます。
現実の世界では、ヴィンセントは氷づけ、、、
ソフィアはすでに死んでいます、、、
かなり、もやもやっとした感じを残しつつ、
- ヴィンセント「人はいつでも出直すことができる」
- ソフィア「あなたを見つけるわ」
の言葉で顔色が変わり、飛び立つ決心をします。
評価
★★★☆☆
星3つです。
- これからニューヨークへ旅行の予定がある方
- トム・クルーズがめちゃくちゃ好きな方
- 現実逃避をしたい方
こういった方には、おすすめの映画です。
まとめ
なかなか文章では伝わりずらいストーリーかもしれませんが、、、
いずれにしても、ニューヨークへ旅行した気分を味わいたいなら適した作品です♪
旅行前にバニラスカイをご覧ください!