出典:アマゾン
引用:映画『タクシードライバー』
映画『タクシードライバー』のあらすじ、感想、解説について熱弁していきます♪
映画のラストに隠された正義と狂気とは!?
本作品はマーティン・スコセッシとロバートデニーロの2作目のタッグ映画としても注目です!
本記事は、作品のネタバレになるような内容を含む感想・解説記事となっています。
まだ、作品を見ていない方は気を付けてください!
※項目1までがおすすめです。
事前にだいたいの内容を知りたいという方は最後まで、お付き合い下さい♪
『タクシードライバー』は、
「ニューヨークの旅行前に、映画で気分をあげたい♪」
「ロバートデニーロの若かりし頃の演技を観たい!」
こういった方におすすめです。
本記事の内容
- 『タクシードライバー』の概要
『タクシードライバー』のあらすじ
『タクシードライバー』のスタッフ・キャスト
スタッフ
キャスト
『タクシードライバー』の情報
音楽
作品情報 - 『タクシードライバー』感想・意味・解説(※ネタバレあり)
『タクシードライバー』の感想
『タクシードライバー』の意味
『タクシードライバー』の解説
『タクシードライバー』の評価
本記事は、『タクシードライバー』を3回以上観た筆者が執筆しています。
それでは、内容に入っていきましょう♪
1.『タクシードライバー』の概要
『タクシードライバー』のあらすじ
トラヴィスの退屈な日々
ニューヨークで、タクシードライバーとして働き始めたトラヴィス・ビックル(ロバートデニーロ)。
ベトナム戦争帰りの彼は、戦争によって不眠症になっていた。
そのため、昼間の職に就くことができずに、夜のタクシードライバーとして働くこととなった。
トラヴィスの趣味は、よからぬ映画館に出入りすることだった。
ただ、ニューヨークマンハッタンの腐敗しきった街に嫌気がさし、路上の悪を排除したいと思っていた。
ベッツィーとの出会い
そんなある日、トラヴィスは次期大統領候補のチャールズ・パランタインの事務所前をとおり、ベッツィーにひとめぼれをする。
そして、ベッツィーをデートに上手いこと誘うのだが、、、何をおもったのか、よからぬ映画館に連れ込んでしまう。
ベッツィーは映画館から逃げ出した。
そして、トラヴィスを避け始める。
ベッツィーに振られる
トラヴィスは、電話にでないベッツィーに腹がたち、選挙事務所に乗り込んで暴言をはく。
トラヴィスの不眠症は深刻さをさらにましていくのであった、、、
そんな中、トラヴィスが夜中に街を徘徊していると、幼い少女が突然飛び車に乗ろうとしてきた。ただ、男に連れ出されてします。
このベッツィーとの事件を境に、トラヴィスはだんだん狂気にみちた雰囲気になっていく。
銃を仕入れたり、肉大改造を行ったり、、、
『Are you talking to me?』(俺に話しかけているのか?)と鏡の中の自分に向かって問いかける姿は完全にくるっています。
そして、食料品店で強盗に居合わせたトラヴィスは、持っていた銃でその強盗を撃ち殺す。
アイリスとの出会い
正義のヒーロー気取りの彼は、以前にタクシーに乗り込んできた少女に、再び出会う。
アイリスだ。
アイリスはまだ10代なのに、学校にもいかず、よからぬ夜の仕事をしていた。
正義感が高ぶっているトラヴィスは、アイリスに仕事をやめるように言った。
これがきっかけで、トラヴィスは浄化作戦を実行に移す決心をする。
次期大統領候補のパランタインが開く、集会に訪れたトラヴィスは、、、浄化作戦を実行に移す、、、
はたして、その浄化作戦とは?
そして浄化作戦は、はたして成功するのか!?
『タクシードライバー』のスタッフ・キャスト
スタッフ
役割 | 名前 |
監督 | マーティン・スコセッシ |
脚本 | ポール・シュレイダー |
音楽 | バーナード・ハーマン |
キャスト
役どころ | 役名 | 俳優 |
主人公のタクシードライバー | トラヴィス・ビックル | ロバートデニーロ |
トラヴィスが一目ぼれ | ベッツィー | シビル・シェパード |
トラヴィスが救出したい少女 | アイリス | ジョディ・フォスター |
アイリスの元締め | スポーツ | ハーヴェイ・カイテル |
トラヴィスの同僚 | ウィザード | ピーター・ボイル |
『タクシードライバー』の情報
音楽
サントラも素敵ですよ~♪
作品情報
- 原題 Taxi Driver
- 公開 1976年
- 上映時間 114分
- ジャンル ドラマ
- キャッチコピー なし
「かなり興味がわいてきた!」って方も多くのでは!?
ニューヨークを舞台としたタクシードライバーは、下リンクからお得に見れますよ!
ここまで読んでも、
う~~~ん、、、いまいち!
あんまり興味がわかない、、、
という方は先を読み進めてください!
2.『タクシードライバー』感想・意味・解説(※ネタバレあり)
『タクシードライバー』の感想
はじめて、この映画を観た時は、暗い雰囲気の中で話が進んでいくので、観ている途中は正直つまらないな、、、と思いました。
ただ、映画を宇部手見終わったときには、内容にすごく凝っているので、『おっ!』という印象があります。
また、観ている方に考えさせる映画ですので、そういった点では非常におもしろいです。
『タクシードライバー』の意味
トラヴィスの役どころをそのままタイトルにしていますね。
もう少し凝った名前にもできそうな映画の内容ですが(笑)、あえてポップで簡単なタイトルにすることで、観る前のハードルが下がる効果がありますね♪
『タクシードライバー』の解説
なぜ、トラヴィスは浄化作戦を実行したのか?
戦争を経験した、自分は他の人とは違う!
- 社会の役に立ちたい!
- 不眠症!
- 街をきれいにしたい!
- 女を振り向かせたい!
- 少女を助けたい!
こいった想いが絡み合って、トラヴィスを動かします。
なぜ、トラヴィスはベッツィーを、よからぬ映画館へ連れ込んだのか?
トラヴィスは、自分自身をマンハッタンの街にいる輩とは違うと思い込んでいます。
そして、ただ唯一、ベッツィーは自分と同じ側の人間だと、信じていました。
ですので、自分と同じ種類の人間なら、トラヴィスの趣味を理解してくれると思ったのでしょう。
まあ、、、大きな間違いですけどね、、、
浄化作戦は成功したのか?
結論としては、失敗しました。
パランタインを射殺しようと集会に現れたトラヴィスですが、頭はモヒカン、それにサングラスをかけていました。
これでは、すぐにバレますよね 笑
シークレットサービスにバレて、その場から逃げ出します、、、
そして、不完全燃焼なのでアイリス救出作戦を実行します。
アイリス救出作戦は成功したのか?
成功しました。
トラヴィス自身もけっこうな、痛手を負いましたが、、、
そして、アイリスの両親から感謝の手紙が届いたり、新聞に取り上げられたり、一躍ヒーローになりました。
なぜ、ラストシーンでベッツィーはトラヴィスのタクシーに乗り込んだのか?
ここには、3つの解釈の仕方があります。
① ベッツィーはわざわざトラヴィスのタクシーに乗り込んだ。
→ 一躍ヒーローとなったトラヴィスを見直したため。関係修復したい。
② ベッツィーはわざわざトラヴィスのタクシーに乗り込んだ。
→ 一躍ヒーローとなったトラヴィスを利用したい下心がある。
③ トラヴィスがみたベッツィーはまぼろし。
→ 最後のシーンでトラヴィスは、バックミラーを二度見しますが、、、
ベッツィーはまぼろしで、他の人だったというオチですね。
『タクシードライバー』の評価
★★★☆☆
星3つです。
「ニューヨークの旅行前に、映画で気分をあげたい♪」
「ロバートデニーロの若かりし頃の演技を観たい!」
こういった方には、是非、みてほしい作品です♪
まとめ
今回は、『タクシードライバー』をかなり詳しく紹介してきました。
ニューヨークの映画!といったら、『タクシードライバー』という程、有名ですよ!