休職中でも転職できたアラサー会社員の体験談です。
休職中でも転職できるんでしょうか。体験談を教えてください!
こんにちは、アラサー会社員のじゃねっとです。適応障害→休職→転職に成功した私の体験談をご紹介します。失敗談もご紹介します。
目次
(状況)
パワハラ上司が原因で適応障害になり休職。
休職3ヶ月目で転職活動を始め、休職4ヶ月目で内定をもらい転職しました。
転職理由は、休職の原因となったパワハラ上司と働きたくなかったからです。
結果は書類通過率100%、5社受けて、2社から内定をいただきました。
転職エージェントは利用していません。
適応障害による【休職中でも転職できた方法】
結論から言うと、休職中でも転職できた方法は以下の5点です。
- 休職のことは工夫して伝える
- 医師から転職活動OKが出たら早めに転職活動をする
- 場数を踏む
- 企業研究と面接対策
- 経験のある職種に応募
①休職のことは工夫して伝える
休職を伝えるか、伝えないか。
意見の分かれるところですが、私は伝えることにしました。
ただし、伝えるコツはあると思っていて、休職のことは工夫して伝えるようにしました。
- 応募書類には書かない
- 会社の愚痴にならないように事実のみを述べる
など工夫していました。
実際にどう伝えたかなど、詳しくはこちらの記事にまとめています。
休職を伝えるリスクも伝えないリスクもあります。ご自身の判断でお願いします。
②休職3ヶ月目で転職活動を始めた
2点目は、医師から転職活動OKが出たら早めに転職活動することです。無理は禁物です。
理由は、思ったより内定が取れなかったからです。
不採用の通知が連続で来て、内定が取れないことに大変焦りました。
休職中で転職を成功させたい方は可能な限り、早めに転職活動をスタートさせることをおすすめします。
具体的な時期ですが、医師からは休職2ヶ月目ぐらいから転職を勧められました。
とはいえ、まだゆっくり休んでいたかったので、実際に転職活動を始めたのは休職3ヶ月目ぐらいです。
今考えると、「ゆっくり休んでそのうち転職活動すればいっか〜」ぐらいに考えていた自分が恐ろしいです。
体調が一番大切なので、無理しないようにしてください。
③場数を踏む
3点目は、場数を踏むことです。
なぜなら、だんだんと質問の傾向が分かり、堂々と面接に臨めるからです。
休職中という特別な状況なので、練習や慣れが必要だと感じました。
企業には本当に申し訳ないですが、初めのうちは深く考えず練習がてら応募してみましょう。
休職をしていると、社会人の感覚がどんどん薄れていました、、、
私の場合、一番初めはなんとなく面白そうだなという企業に応募しました。
こちらの都合で選考辞退しましたが、企業の方と話したり、会社という場所に行く練習ができました◎
緊張しました(汗)第一志望じゃなくてよかったです!
なるほど〜敬語忘れてないかな
④企業研究と面接対策
4点目は、企業研究と面接対策に時間を割くことです。
これらをしっかりと行うことで、内定にかなり近づけます。
具体的には何をしましたか?
私がやったことはこちら。
- 企業ホームページを読み込む
- 募集要項から求められている人物像を分析
- Youtubeで転職に関する動画を観る
- 社長インタビューのネット記事を読む
- 応募企業の新卒採用ページもチェックする
- 面接で必ず聞かれる質問に答えられるようにする(自己紹介、転職理由、志願理由、自己PR、逆質問)
ポイントは、企業が何を求めているのかを理解し、自分が適材であることをアピールすることです。そのヒントは企業ホームページや募集要項、社長の話などいろんなところにあります。
面接前はすらすら話せるようにひたすら練習していました。疲れたら、転職に関する動画を観ていました。
なるほど〜
⑤経験のある職種に応募
5点目は、経験のある職種に応募することです。
アラサーで未経験の職種に応募しましたが、面接で惨敗でした(汗)
実際、面接では「未経験ということですが、何ができますか?」「今すぐ仕事に活かせるスキルはありますか?」という質問が飛んできました。。。
たとえ未経験で内定が出たとしても、働き始めてからがキツそうですよね・・
転職活動から退職までの流れ
転職活動から退職までの大まかな流れは、以下の通りです。
休職1〜2ヶ月 | 休むことに専念。 |
休職3ヶ月 | 転職活動スタート |
休職4ヶ月 | 内定。退職。 |
休職4ヶ月半 | 就業開始 |
転職活動は1ヶ月でした。休職4ヶ月半で、新しい仕事に就くことができました。
「なーんだ、結構スムーズに転職してるのでは?」と思われるかもしれませんが、実際はしんどかったです。
というのも、100%元気じゃない状態のところに、転職活動によるストレスが一気にかかるからです。
私は同時期に5社に応募しました。
A社 | 書類応募 | 説明会 | 辞退 | |
B社 | 書類応募 | 一次面接 | 内定 | |
C社 | 書類応募 | 一次面接 | 不採用 | |
D社 | 書類応募 | 一次面接 | 二次面接 | 不採用 |
E社 | 書類応募 | 一次面接 | 二次面接 | 内定 |
当然ですが、短期間で5社分の履歴書等の書類作成、企業研究、面接対策、面接を行うことになります。
転職活動の合間に、通院もありました。
転職の準備も大変ですが、面接がかなりプレッシャーでした。
休職中には忘れていた緊張感、焦りなどマイナスな感情になることが多かったです。
高ストレス状態のところに、「不採用」の連絡が来てさらに気持ちが落ち込みました。
「なんで休職してしまったんだろう」、「なんでパワハラ上司はなんの罰も受けず、元気に働いているのだろう。なんで自分だけこんなに苦しい転職活動をしないといけないんだろう」とネガティブになっていました。
辛すぎて泣いてました(汗)
まるで、適応障害で苦しんでいた元の自分に戻ってしまったようでした。
症状が悪化しないか怖かったです。
なので、内定の連絡をいただいたときには本当に嬉しかったですし、ほっとしました。
転職活動から退職までの1ヶ月半はずっと辛かったです、、
大変ですね、、、でも参考になりました。
失敗談
さいごに、失敗談をご紹介します。
自分が無知だったのですが、転職応募先の企業が選考過程で、現職の私の上司に連絡を取るということがありました。
応募企業が現職の上司に連絡するなんて、想定外すぎました。
世間では『リファレンスチェック』というそうです。
なんですか、それ。リファレンスチェック??
リファレンスチェックは転職応募先の企業が
- 応募者を本当に採用して大丈夫か
- 面接や提出書類で嘘をついていないか
第3者である現職の上司や同僚などに確認するというものです。
リファレンスチェックは内定後や選考途中に実施されます。
リファレンスチェックが勝手に行われることはなく、応募者、推薦者(上司や同僚など)の承諾を得て行われます。
勝手に会社に電話されるわけじゃないんですね、ちょっと安心しました。
警察か探偵か?って思ってしまいました、、、(汗)
リファレンスチェックは外資系企業ではよく行われており、日系企業でも実施するところが増えてきているそうです。
実際、私がリファレンスチェックがあると言われたのは、最終面接後でした。リファレンスチェックが行われることは採用ページにもどこにも書いてありませんでした。
想定外でした。。。
結局、その企業では不採用になってしまいましたが、いい経験だったと思います。
なるほど〜頭の片隅に置いておきます。
まとめ
ということで、「休職中でも転職できた方法【適応障害も伝えた】アラサーOLの体験談」でした。
皆さんの転職活動がうまくいきますように。少しでもご参考になれば幸いです。
ありがとうございました〜
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